1999.6.23 遠野物語

以前に発行されて話題になった、貧相な不愛想なビートルズマニアの女優F田T子のヌード写真集ではなくて、オリジナルの文学の方の遠野物語です。

おお、藤田朋子って、ビートルズマニアだったんですか。知らんかった。

この物語をご存知の方は多いと思いますが、日本民俗文学の草分け「柳田国男」の著書で、彼が35歳(明治43年)の時に発行された代表作です。
この著書は、彼が岩手県の遠野郷に伝わる民話を集めたものです。

さて、以前テレビで放映されていた番組で「世にも奇妙な物語」というのがありましたが、その明治民話版の様なお話といった感じのものが約400話収録されています。
わたしの持っている新潮社の文庫は、前編が遠野物語、後編が遠野物語拾遺となっていて、前に題目見出しと後ろに索引が付いています。

前置きはさておいて遠野物語、わたしは大変に興味を持って読みましたが、ここに載せられている話が本当の話の様に思えてならないのです。
とりあえずわたしが興味を持った話を紹介します。

遠野物語:第三話
山々の奥には山人(やまびと)住めり。栃内村和野(とちないむら、わの)の佐々木嘉兵衛と云ふ人は今も七十余にて生存せり。此翁(このおきな=このじいさん)若かりし頃猟をして山奥に入りしに、遥かなる岩の上に美しき女一人ありて、長き黒髪を梳(くしけづ)りて居たり。顔の色は極めて白し。不敵の男なれば直(ただち)に銃(つつ)を差し向けて打ち放せしに弾に応じて倒れたり。其処(そこ)に駆け付けて見れば、身のたけ高き女にて、解きたる綰黒髪は又そのたけよりも長かりき。後の験(しるし)にせやばと思ひて其(その)髪をいさゝか切り取り、之(これ)を綰(わが)ねて懐に入れ、やがて家路に向ひしに、道の程にて耐へ難く睡眠を催しければ、暫く物蔭に立寄りてまどろみたり。其間夢と現(うつつ)との境のやうなる時に、、是(これ)も丈の高き男一人近よりて懐中に手を差し入れ、かの綰ねたる黒髪を取り返し立去ると見れば忽(たちま)ち睡(ねむり)は覚めたり。山男なるべしと云へり。

うおお、不思議な話ですね。しかし、場所柄からして
北方系の人が山に住んでたってことなんですかね?
確かに実話っぽいですね。

とりあえず1つ紹介までとしておきます。またの機会に別の話も紹介します。

楽しみにしてます。