◆ArcServe2000には気をつけよう

Windows2000 Server のバックアップソフトとして ArcServe2000を購入。会社のサーバに早速インストールしてみた。

インストールすると ArcServe のほかに Inoculate IT とか言うアプリケーションまで頼みもしないのにインストールしてくれた。

パッケージの箱には、「InoculateIT を Win2000で使う場合はパッチを当てて」と書た紙が入っていた。Inoculateなんてワケわかんないソフトは別にいらないのでuninstaller プログラムで削除した。それで安心してたのだが、ArcServe を起動したら Windows Installer が起動して Inoculate ITが再びインストールされてしまったのである。今から思えば、このときコントロールパネルのアプリケーション削除から削除すべきだったのだ。

う〜む、ウザイと思いながら Inoculate IT本体を起動してみると、なんとブルースクリーン発生。その上、再起動してもフリーズ。しかたないのでセーフモードで InoculateIT 関係のシステムファイルを無効にして起動したら起動できた。

でも、すでになんか調子が狂ってしまってたのである。このマシンは会社に二台しかないドメインコントローラーのうち一台だったので、これは大変。というわけでトラブルシュートをやってたら、結果的にはメインボードまで交換となってしまった。もちろんメインボード故障の理由がどこにあるのかは定かではないけど、ブルースクリーンや起動時のフリーズと全く無関係とはいえないだろう。

販売元のコンピュータアソシエーツのサポートに連絡すると、InoculateIT を無断インストールしたことに謝りもせず、また不調を来たす InoculateIT を含んだ CDを公然と販売していることに謝りもせず、そして InoculateITを起動したときにいかに深刻なエラーが発生するかをユーザーに正しく告知しなかったことを謝りもせず、そして平然と「対策としては InoclulateITを削除するかまたはパッチをあてるかどっちかだ」と私に告げたのである。それもすごい早口でだ。

こんなのダメだろ。特に私は大阪人だ。たこ焼きを買って、もしたこが入ってないたこ焼きがひとつでもあればその店には二度と行かないだけではなく、みんなに言いふらしてそれをその店がつぶれるまで続けるという、コストパフォーマンスに関しては非常に粘着質な大阪人だ。汚染牛乳を売る会社は許せないし、同時に汚染プログラムを売る会社も許せない。

今までにも、前のバージョンの ArcServe6.61は勝手に TNG なんたらセンターというプログラムをインストールするとか、やたらと疑いぶかいライセンス登録手続きを必要とするとか、アップグレードパッケージ購入にも腹の立つ点が多々あったのである。

要は、バックアップソフトっつーのは管理コスト低減のために使うものだが、しかるに ArcServe は管理コストを増やしてくれちゃったのである。

と、いうわけでArcServe全面使用停止を決心した。

そのことを販売店に告げ、返品のための手続きを行ってもらったら、コンピュータアソシエーツは返品には応じられないという。なぜなら、私サイドが正常稼動のための努力、それはたとえばパッチ適用とか、再インストールを行っていないからだという。どうしてエラーを起こすソフトをわざわざインストールして危険な目に会わないといけないのかな?言ってる事がわからない。

それに、どうして封も開けてないようなソフトの返品ができないのかな?

結局販売元が返品に応じないので販売店が損をかぶることになった。

と、いうわけで今は Veritas の BackUp Exec を買おうかと考えている状況である。Windows2000からのバックアップエンジンには実は Veritas の技術が使われているのだ。ま、今後は Veritas の方が有望株であろう。これから買う人も、Windows2000環境のためのバックアップソフトを探している人も、ArcServeは買わないことをお勧めする。